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評言独語 「タクシー運転手」は「亜流の時代」に何を為すべきか

2018年5月 有田芳生


  • 韓国映画『タクシー運転手』をご覧になりましたか。まだならぜひとお勧めします。時代は1980年。光州事件を背景に現代史がめくるめくように眼前に繰り広げられていきます。「手に汗握る」作品で、観客動員は約1200万人です。民主主義の深さの秘密がわかるようにも思いました。ひるがえっていえば、なぜ私たちは安倍政権を終わらせることができないのか。安保法制、共謀罪、森友・加計に便宜を図った「行政私物化」などなど。韓国なら国会周辺を100万人が包囲したでしょう。こんな内閣はとっくに吹っ飛んでいたはずです。国会で仕事をしていると、老若男女、多くの人たちが政治を変えようと、地道な努力を続けているのが、この眼に入ります。しかし怒りの抗議がなぜか広がっていかない。内閣支持率は下がりつつあるものの、ある一定のところで踏みとどまっています。この日本とは何だろうか。そんな疑問から1冊の本を取り出しました。この本を読むのは2001年以来で3回目になります。
  • 池明観さんの『人間的資産とは何か ソウルからの手紙』(岩波書店、1994年)のテーマをひとことで表現すれば「現代をいかに生きるか」です。池さんは1924年生まれですから94歳。日本滞在中に「TK生」の名前で『世界』に韓国の軍事独裁政権を批判するリポートを15年間連載しました。この本が出版された年に日本では総選挙が行われました。池さんはこう書きます。「私は日本の政治勢力についてどうしてもエピゴーネンの時代という哀しみを感じざるをえません」。「エピゴーネン」つまり「亜流の時代」だというのです。それから24年。政権交代を経験したものの、日本の政治はさらに劣化しているように思えてなりません。その一端を担う者として責任を痛感しています。何ができるのか。何を為すべきなのか。与えられた時間のなかで日本と世界(とくに朝鮮半島情勢)に対峙する局面です。立憲民主党の議員として中期的には来年夏の参議院選挙で「ねじれ」国会を誕生させ、真の政権交代を実現させることが「見果てぬ夢」です。



2018年4月17日(金)

  • 【法務委員会で質問しました(人事訴訟法等の一部を改正する法律案)】
  • 参院法務委員会で、有田芳生が質問に立ちました。案件は人事訴訟法等の一部を改正する法律案について。国際的な係争などに係わる法律の改正です。
  • 今回の法改正で国際結婚をした日本人が離婚をする際などに、状況を鑑み日本で裁判を起こすことが可能になります
  • 全質疑のあとに採決が行われ、全会一致で本法案は原案通り可決されました。
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2018年4月12日(木)

  • 【法務委員会で質問しました(法務及び司法行政等に関する調査)】
  • 参院法務委員会で、15分間の質疑に立ちました。テーマは「ネット上の人権侵犯を解決する道」。
  • 冒頭、5日の法務委員会で警察の過剰警備について質問したところ、6日の官邸前の警備について改善が見られた事実について確認しました。また、各地で行われているヘイトスピーチデモの現場の警備でも改善してもらいたい点を実例をあげて質しました。
  • ネット上のヘイトスピーチについては世界各国で法改正が急速に進んでいます。日本ではどのような取り組みをするのか、方向性などを問いました。
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2018年4月10日(火)

  • 【法務委員会で質問しました(裁判所職員定員法)】
  • 参院法務委員会で、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について質疑に立ちました。裁判官の思想調査は行われていないのか? いわゆる「人質司法」はまだ続いているのではないかと指摘しました。また、技能労務職員等の減員についてその理由を質しました。減員される職員もある一方で、判事の員数は50名増加します。その成果についても問いました。司法試験制度の抜本的な改革を考えていかなければならないことを述べ、15分間の質問を終えました。
  • 全質疑の後に採決が行われ、賛成多数で本法案は原案通り可決されました。
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2018年4月9日(月)

  • 【決算委員会で安倍総理・河野大臣に質問しました】
  • 参院決算委員会で、「日朝首脳会談への条件と拉致問題」をテーマに質問しました。参院立憲民主党は決算委員会の割り当てがないため、委員外議員として10分の時間をいただきました。
  • 昨年9月に河野大臣がバンクーバーでの講演で北朝鮮との断交を求めたことに関して、これが日本政府としての方針なのか安倍晋三内閣総理大臣と河野太郎外務大臣に尋ねました。
  • また、北朝鮮の「拉致問題は解決済み」との通告に関して安倍総理に、北朝鮮の次の核実験に関する河野大臣の発言について河野大臣本人に質しました。
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2018年4月5日(木)

  • 【法務委員会で質問しました(法務及び司法行政等に関する調査)】
  • 参院法務委員会で「警察の過剰警備について―ヘイトスピーチデモと官邸前抗議行動の場合―」をテーマに、15分間の質疑に立ちました。
  • 政府を批判する市民の方々が官邸前で抗議活動を行っています。その現場での警察の警備が一部過剰なのではないかとの問題提起をしました。例えば抗議活動時の地下鉄出口封鎖や歩道上のバリケードなどは、本当に必要な措置なのか。改善を求めて引き続き注視していきます。
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2018年3月28日(水)

  • 【予算委員会で安倍総理に質問しました】
  • 3月28日(水)参院予算委員会の締めくくり質疑に立ちました。立憲民主党に与えられた時間は片道3分。この片道方式というのは、質疑者の時間のみをカウントして答弁者の時間はカウントされない参議院独自の質疑制度です。片道3分の場合、その3倍の9分が実質の質疑時間と想定されています。そのわずかな時間で行った有田芳生の質疑のテーマは「日朝首脳会談の可能性と拉致問題」。
  • 2002年の日朝平壌宣言、そして2014年のストックホルム合意の現状での扱いを安倍総理に問いました。また、帰国した拉致被害者の方々の報告書(非公開)について、資料を提示して安倍総理、河野外務大臣、加藤拉致担当大臣、小此木国家公安委員長に質しました。
  • すべての質疑終了後、参院立憲民主党の代表として平成三十年総予算三案に反対の立場から討論をしました。採決の結果、賛成多数で平成三十年度総予算三案は原案通り可決されました。
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2018年3月23日(金)

  • 【法務委員会で質問しました(平成30年度予算についての委嘱審査)】
  • 昨日に引き続き、本日の参院法務委員会でも20分間の質疑に立ちました。裁判所所管、及び法務省所管の平成30年度予算についての委嘱審査でした。有田の質問テーマは「人権大国・日本を実現するために」。
  • ヘイトスピーチ解消法成立後の各地方自治体での条例制定などの取り組みを取り上げました。ヘイトスピーチ解消法の理念がすみずみまで行き渡るよう各省庁への連携、そしてインターネット上のヘイトスピーチへの対策取り組みを求めました。
  • 神奈川新聞で質疑の様子が取り上げられました。ぜひご覧ください。
  • http://www.kanaloco.jp/article/319634
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2018年3月22日(木)

  • 【法務委員会で質問しました(大臣所信に対する質問)】
  • 本日開会の参院法務委員会にて25分間の質疑に立ちました。立憲民主党に入党してから初めての質問です。財務省による公文書改ざん問題、ヘイトスピーチ解消法成立から2年の現状と課題についてを法務省に対して質しました。
  • ヘイトスピーチ解消法の成立からまもなく2年。課題はまだまだ山積みです。解消法成立によって一体なにが変わったのか。今回の質問ではその中でも特にすさまじいインターネット上のヘイトスピーチについて実例や海外での取り組みを例にあげながら、法務省としての対応の強化を要請しました。
  • 神奈川新聞に質疑の様子が詳しく紹介されています。ぜひご覧ください。
  • http://www.kanaloco.jp/article/319175
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評言独語「新しい酒は新しい革袋に盛れ」

2018年3月 有田芳生


  • 立憲民主党に所属してからのことをご報告します。

  • 民進党に離党届を提出したのが2017年12月11日、立憲民主党に入党届を出したのが同年12月21日でした。そして立憲民主党の全議員会議に出たのが12月26日です。新鮮でした。ちょうど党の規約の議論が続いていたときです。何が新鮮かといえば「党員とは何か」といった基本的なことが話し合われていたからでした。思わず挙手をして発言をしました。それからの会議でもほとんど発言をしています。民主党と民進党に所属していたころは両院議員総会で発言することをずっと控えていました。なぜだろうか。ふりかえれば自分の感性と党の体質にどこか違和感を感じていたからだと思います。党と自分との間に距離感があったのです。理念や政策につながる問題です。

  • 民進党に離党届を出したとき記者の質問に答えてこんなことを語りました。「立憲民主党には安保、憲法、原発などで自分の考えと違和感がありません」。これは大切なことです。いま立憲民主党に対してほかの野党(ここで念頭に置かれているのは民進党と希望の党です)とどうして共闘しないのかと批判があります。政党間の合従連衡の視点からそんな意見があることはわかります。しかしまず大事なことは政党のアイデンティティ(自己同一性)です。理念や政策を鮮明に打ち出すこと。それが基本にあって他党との関係も課題になってきます。立憲民主党は「自画像」を確立する時期にあります。

  • 参議院の立憲民主党はいま6人。衆議院の54人に比べるとまだまだ少数なのは、民進党で立憲民主党に移りたい議員のみなさんが、それぞれの組織との関係で「動けない」からです。しかし3月末ごろからは新たな動きも出てくるでしょう。民進党と希望の党が「新党」を作ると報じられていますが、それも不透明なままです。「新党」ができてそれぞれの選択で政党所属を判断することができればいいのですが、そうでないならズルズルと現状が続いていくだけです。その可能性も否定できません。いま必要なことは政局に右往左往しないことです。立憲民主党は独自の新しい政治文化を作っていくでしょう。

  • 「新しい酒は新しい革袋に盛れ」。新しい思想や内容を表現するには、それに応じた新しい形式が必要だという意味です。 私は8年目に入った国会議員として立憲民主党の挑戦に力を尽くしていきます。



2018年2月13日(火)

  • 宜野湾市の緑ヶ丘保育園父母の会・園長との面談がありました。
  • 昨年12月7日、米軍ヘリの部品が緑ヶ丘保育園の屋上に落下。米軍はいまだに落下を認めてすらいません。
  • 今回、米軍機の飛行停止を求める10万筆超の署名提出のためにみなさんは上京されました。
  • 宜野湾に暮らすみなさんの声を聞き、政治を変えていくことの必要性を琉球朝日放送の取材に語りました。
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2018年2月11日(土)、12日(日)

  • 北海道北見市にて街頭演説を行いました。
  • 写真は留辺蘂(るべしべ)のラルズマート前、北見メッセ前です。
  • 声をかけてくださった皆さんありがとうございます。
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2018年2月6日(火)

  • 衆議院第2議員会館前で開催の「2・6共謀罪廃止!秘密保護法廃止!12・6、4・6を忘れない6日行動」に参加しました。有田芳生は立憲民主党を代表して挨拶。共謀罪法を適用させないこと、捜査機関を監視する第三者機関を作ること、共謀罪法、秘密保護法、安保法を廃止する新しい政府を作ろうと主張しました。
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評言独語

2018/2/1

  • 「木鶏」(もっけい)という言葉の意味を毎日新聞のコラム「余禄」で知りました。ユニークな辞書で知られる『新明解国語辞典』には掲載されていませんので、「余禄」を引用しておきます。「昔、闘鶏を育てる名人が王に頼まれて鶏を預かった。敵の声や姿に興奮したりするうちは使いものにならない。どんな敵にも無心になり、やっと最強の闘鶏が完成した。まるで木でできた鶏。中国の故事に由来する『木鶏』である」(2018年1月29日付け)。このコラムのすごいところは、その展開です。69連勝でとまった横綱・双葉山がある知人に「イマダ モッケイタリエズ フタバ」と電報を送ったことが紹介されます。これでまだコラムの前半です。どう続いていくのか、結論は何か。ぜひネットで検索してください。https://mainichi.jp/articles/20180129/ddm/001/070/092000c
  • この心境に達することは剣術の世界でも極意にあたります。「心が居ついていない」という心のあり方です。言葉を代えれば「無心」であることですが、なかなか難しい心境です。時間がすぎていけば、いつしか終っていたという心の動きでしょう。双葉山が「イマダ モッケイタリエズ」と思ったのは27歳のときでした。それから「木鶏」を自覚することがあったのでしょうか。私はといえば……。国会で質問するときだけは「木鶏」になるときが多いようです。

2018年1月28日(日)

  • 「市民と立憲民主党との大対話集会」が文京区民センターで開かれました。400名以上の市民のみなさんがお越しになり、立憲民主党の国会議員も枝野代表を始めとして10名以上参加。
  • 熱気にあふれた会場で休憩なしにみっちり3時間、意見交換が行われました。
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2018年1月26日(金)

  • 第1回「辺野古新基地移設方針に関する再検証委員会」が開かれました。本部検討委員として参加します。
  • これに先立ち、28日告示の名護市長選挙で稲嶺ススム候補に党としての支持が決定しました。
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2018年1月22日(月)

  • 第196回通常国会が開会しました。会期は6月20日(水)までの150日間。そして、立憲民主党参議院会派もスタートです。
  • 初日は休憩を挟んで2回の本会議と北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会に出席しました。
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